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【映画】たそがれ清兵衛
【Veohで視聴】【映画詳細情報 Wikipediaより】
《キャスト》
真田広之
・・・井口清兵衛
伊藤未希・・・井口萱野
橋口恵莉奈・・・井口以登
草村礼子・・・井口きぬ
丹波哲郎・・・井口藤左衛門
神戸浩・・・直太
岸惠子・・・晩年の以登
宮沢りえ・・・飯沼朋江
吹越満・・・飯沼倫之丞
深浦加奈子・・・飯沼八重
大杉漣・・・甲田豊太郎
田中泯・・・余吾善右衛門
小林稔侍・・・久坂長兵衛
《概要》
山田洋次監督が初めて手がけた本格時代劇である。多くの人から愛されながらも再現することの難しさから映画化が敬遠されてきた藤沢周平作品の、しかも写真や文章といった映画化に欠かせない資料もほぼ皆無に近い幕末の庄内地方を舞台にした時代劇ということで、山田曰く「まさに制約だらけの世界」の中での挑戦となった。
徹底したリアリズムに拘った山田は、構想に10年以上時代考証に1年以上かけて、家屋や城内の様子、さらには髷に至るまで従来の時代劇とは異なったアプローチを展開。苦心の末それらが見事に結実し、時代劇のファン、更には映画ファンまでをも唸らせる結果となった。
特に夜間のシーンにおいて、当時街灯など存在しないにもかかわらず不自然または不必要な明るさが見受けられる時代劇映画が多い中で、まさにこのような暗さであったであろうと観客を納得させ映画全体の彫りを深いものにしている。屋内での余吾との決闘シーンにおいてもその屋内の暗さは、田中泯の壮絶な迫力と合わさって時代劇史上にも名を残す立ち回りを演出している。
時代劇に於いて頻繁に見られるダイナミズムの欠乏やラストシーンの存在意義など、議論の対象とされる箇所も見受けられるものの近年低迷する時代劇および日本映画の中で突出して高い評価を得た作品である。
2002年度(第26回)日本アカデミー賞では『Shall we ダンス?』に続き、史上2度目の全部門優秀賞受賞を果たし、助演女優賞を除く全ての部門で最優秀賞を獲得した。また、ほかにも国内において多数の映画賞を受賞したほか、2003年(第76回)アカデミー賞において外国語映画賞にノミネートされるなど海外でも高い評価を受けた。(詳細は後述)
《スタッフ》
監督 山田洋次
製作 大谷信義
脚本 山田洋次
朝間義隆
出演者
真田広之
宮沢りえ
田中泯
音楽 冨田勲
主題歌 井上陽水
撮影 長沼六男
編集 石井巌
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