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【アニメ映画】紅の豚
【Veohで視聴】【56.comで視聴】【映画詳細情報 Wikipediaより】
『紅の豚』(くれないのぶた)は、スタジオジブリ制作の日本の長編アニメーション作品。アニメーション映画として1992年7月18日から東宝系で公開された。
監督は宮崎駿。前作の『魔女の宅急便』に続いて劇場用アニメ映画の興行成績日本記録を更新した。
概要:
世界大恐慌時のイタリア・アドリア海を舞台に、飛行艇を乗り回す海賊ならぬ「空賊(空中海賊)」と、それを相手に賞金稼ぎで生きる「ブタ」の飛行艇乗りの物語。第一次世界大戦後の動乱の時代に生き、夢を追い求める男達の生き様を描く。
元々は、日本航空での機内上映用として製作が開始されたが、長編化したため、劇場作品へと変更された。このため、劇場公開より先に日本航空国際便機内で先行上映され、劇場公開後も機内上映は続けられた。
原案は、月刊『モデルグラフィックス』誌の連載漫画記事「宮崎駿の雑想ノート」の「飛行艇時代」からで、本作はそれを膨らませたものである。生家が航空機産業に関係していたため、幼い頃から空を飛ぶことに憧れていた宮崎が、自分の夢として描いた作品である。宮崎自身がその演出覚書において、「疲れて脳細胞が豆腐になった中年男のためのマンガ映画」にしたいと記している。以前から航空機の描写に定評のある宮崎なだけに、本作の空中戦の描写は秀逸であると高く評価されている。本編制作中にプロデューサー鈴木敏夫の製作した宣伝用予告映像は、過激な空戦シーンを中心に繋いだ戦争映画さながらのものだった。まるで本編と方向性の異なるイメージで作られたそれに対し、宮崎は猛烈に怒ったという。
なお、2007年9月に、日本航空国際線機内(一部機種をのぞく)で「紅の豚」の再上映が行われると発表された。
加藤登紀子が主題歌とエンディング曲を歌うと共に、声優としても出演している。
映画冒頭で、宮崎駿が手掛けた、日本テレビのマスコットキャラクター「なんだろう」が画面に登場し、日本語とイタリア語、韓国語、英語、中国語、スペイン語、アラビア語、ロシア語、フランス語、ドイツ語の10か国語の字幕で背景を解説する。
作品世界は上述の通り、自らの趣味を反映し、同時にそれまでの「子供向け」から同年代に向けた作品となっている。一貫してアニメを児童のために作る事を自らに課してきた宮崎にとっては、製作後も是非を悩み続ける作品となった。一方で「イタリア人すら忘れてしまった航空機を復活させたり、(滅亡している為)存在しない空軍を出せたりした事は道楽としては楽しかった」とも語っている[3]。
キャッチコピー:
「カッコイイとは、こういうことさ。」(糸井重里) - メインのキャッチコピーとしてCMやポスターなどに使用されていた。
「飛ばない豚は、ただの豚だ。」 - ポルコの台詞(劇中では「飛ばねえ豚は~」)
「ここではあなたのお国より、もうちょっと人生が複雑なの。」 - ジーナの台詞
「国家とか民族とかくだらないスポンサーを背負って飛ばなきゃならないんだ。」 - フェラーリンの台詞(劇中では「~飛ぶしかないんだよ」)
スタッフ:
製作: 徳間康快、利光松男、佐々木芳雄
製作補: 山下辰巳、高木盛久、氏家斉一郎
音楽監督: 久石譲
作画監督: 賀川愛、河口俊夫
原画頭: 金田伊功
原画: 近藤勝也、佐藤好春
美術監督: 久村佳津
背景: 男鹿和雄
原公開 1992年7月18日
上映時間 93分
声優:
森山周一郎
加藤登紀子
桂三枝
上條恒彦
岡村明美
大塚明夫
主題歌:
「さくらんぼの実る頃」
作詞:J. B. Cl醇Pment、作曲:A. Renard、唄:加藤登紀子
エンディング・テーマ「時には昔の話を」
作詞・作曲・唄:加藤登紀子、編曲:菅野よう子、ピアノ・アレンジ:大口純一郎
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