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【ドラマ】ジロチョー 清水の次郎長維新伝
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放送:2010年01月13日 テレビ東京 21:00-(2時間ドラマ)
『ジロチョー清水の次郎長維新伝』は、2010年1月13日にテレビ東京系列で放送のCGを駆使した新しい形の時代劇。主演の清水次郎長を中村雅俊が演じ、幕末の男だて・清水次郎長とその一家を描く。共演には、関東綱五郎を袴田吉彦、桶屋の鬼吉を真木蔵人、大政を内藤剛志、小政を萩原聖人など。CGを駆使した映像、壮大なスケールの立ち回りシーンに大注目!!世は幕末の動乱期、清水次郎長は、海道一の親分と呼ばれ義理と人情に厚く誰からも慕われていた・・・。
■殺陣に特撮やCG駆使
殺陣の場面に特撮を用いた新感覚の時代劇「ジロチョー 清水の次郎長維新伝」が13日午後9時から、テレビ東京系で放送される。
コンピューターグラフィック(CG)、ワイヤアクションのほか、独自の撮影方法によるスローモーションを盛り込み、アクション映画のような迫力を生み出している。(笹島拓哉)
浪曲などでもおなじみ、海道一の大親分・清水次郎長(中村雅俊)とその一家の活躍を描いた作品。次郎長が大政(内藤剛志)や綱五郎(袴田吉彦)ら6人の子分とともに、裏切り者の久六(野添義弘)の屋敷に殴り込む場面で始まる。そこで、映画「マトリックス」のようなスローモーションを取り入れているのが印象的だ。
グ・スーヨン監督は「子供の頃、時代劇が夢に出てくると、殺陣の場面がスローモーションになっていた。それを再現してみようと思った」と語る。
「マトリックス」では、役者を100台を超えるハイスピードカメラで囲んで撮影し、立体感のあるスローモーションを表現していた。
一方、「ジロチョー」で使われるカメラは1台だけで、役者の近くに敷かれたレールの上を台車に乗って動きながら、通常の10倍速で撮影している。
台車は人力で動かしており、グ監督は「この撮影方法の方が、『マトリックス』の手法より表情が出るという利点がある」と説明する。
主演の中村は「役者としても未知との遭遇。演じていても、どのような映像になるのか予想ができなかったので、出来上がりを見るのが楽しみだった」と振り返る。
ほかにも、銃弾や飛び散る茶わんなど、飛来物を3次元CGで表したり、ワイヤを使って敵役を飛ばしたり。迫力のある映像を作るため、斬新な手法を駆使して、細部まで作り込まれている。
撮影に45日、編集に3か月をかけるのは、テレビ時代劇としては異例の長さだ。
一方で、人間ドラマもじっくりと描かれる。子分の一人、森の石松(中村獅童)が旅の途中、何者かに惨殺され、残った子分は敵討ちをと熱くなる。
次郎長は亡くなった妻と交わした「もう人を殺さない」との約束から悩み苦しみ、ついには一家を解散してしまう。
グ監督は「ヒーロー然としたヒーローではない次郎長を描きたかった。自分の弱さを認めた上で、成長していく方が現在のリーダー像に近いと考えたから」と話す。
次郎長役は今回で3回目となる中村は「弱さがあるから親しみが持て、部下もついてくる。活躍の一方で挫折も描かれているところが今回の次郎長の魅力だろう」と語った。(2010年1月12日 読売新聞)
キャスト
中村雅俊
萩原聖人
木下ほうか
真木蔵人
袴田吉彦
中村獅童
黒谷友香
佐野史郎
内藤剛志
松尾れい子
前田愛
小嶺麗奈
池内博之
笹野高史
他
スタッフ
監督:具 光然
演出:グ・スーヨン
プロデューサー:森田 昇
クリエイティブディレクター:青木 克憲
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