【ドラマ】椿山課長の七日間
【Veohで視聴】【ドラマ詳細情報 Wikipediaより】
放送：2009年12月19日 テレビ朝日系列 21:00 - 23:06
『椿山課長の七日間』（つばきやまかちょうのなのかかん）は、浅田次郎による日本の小説。
『朝日新聞』にて2001年7月2日から2002年4月16日にかけて連載された後、2002年9月に朝日新聞社より刊行され、2003年に舞台化、2006年に映画化、2009年にテレビドラマ化される。
椿山の息子陽介は、祖父の椿山和利とPCメールのやりとりはせず、あくまでアナログな付き合いである点など一部原作と異なる。
あらすじ
過労死した椿山和昭は、現世に強い未練を残していた。あの世の中陰役所でそれを訴え、現世への「逆送」を願い出た椿山は、同じように逆送を希望した72人の中から、実の両親を探し出すことを希望していた少年の雄一（蓮）と、
人違いで殺されたために子分が抗争を起こそうとしているのを防ぎたいと希望したヤクザの親分の武田と共に選ばれ、正体を明かさないことを条件に初七日が終わるまでの間だけ美女の姿で現世に逆送される。
だが、事前に「まだ知らない重大な事実がある」と伝えられていた椿山を待っていたのは、想像以上の過酷な現実であった。老人ボケになってしまったと思っていた父が実は矍鑠とし、
パソコンを使い孫とeメールの交換すらしていた事実だけでも十分ショックだったところに、知人のふりをして自分に線香をあげに行った自宅で、妻の由紀が葬儀が終わったばかりにもかかわらず、
生前から愛人関係にあった部下の嶋田を家に招きいれ、夫婦同然の生活を送っており、
息子の陽介も母の不倫に傷ついていた事実を知り打ちのめされる。一方で、椿山が事態の把握のため自宅に職場にと奔走している間に、蓮と武田も自らの目的を果たすため、それぞれ行動する。
キャスト
船越英一郎 - 椿山和昭 （百貨店課長、享年46、戒名：昭光道成居士）
石原さとみ
- 和山椿 （椿山和昭の化身である若い女性）
戸田菜穂 - 椿山由紀 （椿山和昭の妻、椿山の勤務先の元同僚）
津川雅彦 - 椿山和利 （椿山和昭の父、元福祉関係の役人、没後はあの世のお役所の職員）
小清水一揮 - 椿山陽介 （椿山和昭の息子、大人びていて機微に富み、よく気の行き届くところがある）
田中美佐子 - 佐伯知子 （椿山和昭の勤務先の同期同僚、表面上は椿山の男女の仲を超えた同志的存在、内面では一途に椿山を恋慕）
中村俊介 - 嶋田良一 （椿山和昭の勤務先の部下、椿山由紀の結婚前の恋人で不倫相手）
北大路欣也 - 武田勇 （暴力団組長、享年64、戒名：義正院勇武侠道居士）
北大路欣也（二役） - 竹之内勇一 （武田勇の化身である弁護士）
高岡蒼甫 - 純一 （武田勇の子分）
坂東巳之助 - 卓人 （武田勇の子分、純一の弟分）
石橋蓮司 - 蜂須賀鉄蔵 （武田勇の兄貴分、疑心暗鬼から市川繁夫と対立）
松重豊 - 市川繁夫 （武田勇の弟分・根岸健太の実父、疑心暗鬼から蜂須賀鉄蔵と対立）
東ちづる - 市川静子 （市川繁夫の妻・根岸健太の実母、夫が服役した際やむなく健太を施設に預けた）
石井正則 - 五郎 （武田勇を誤射したヒットマン）
平澤慧洸 - 根岸健太 （根岸家の養子・市川夫妻の実子、享年10、戒名：蓮空雄心童子）
森迫永依 - 根本蓮子 （根岸健太の化身である女児）
石野真子 - 根岸真帆 （根岸健太の養母）
大島蓉子 - ハツコ （根岸家の家政婦）
あの世のお役所の職員
相島一之 - 103番窓口担当
清水ミチコ - 110番窓口担当、逆送者の監視・連絡担当
吉本菜穂子
阿南敦子、伊集院八朗、南雲勝郎、徳井広基、伊藤雅彦、小磯龍哉、伊澤征樹、織田龍光、瀬川和夫
スタッフ
脚本：後藤法子
音楽：窪田ミナ
監督：猪原達三
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